ビジネスの現場では、さまざまな略語が使われています。
パッと聞いただけでは、その意味が想像しづらいような略語ばかりですが、会議の場などで使いこなせればカッコイイですよね?
ここでは、よく使われるビジネス略語の意味と、使用例を紹介していきます。
KPI(重要業績評価指標)
弊社の来期業績目標を達成するためのKPIをまとめました。
KPIとはKey Performance Indicatorsの略です。
日本語では、重要業績評価指標といった意味となります。
目標達成に向けて、達成状況などを数値で管理するために用いる指標です。
利益率や損益分岐点分析といった、財務KPIがビジネスの現場でよく使われています。
OEM(他社ブランド名製造)
こちらの製品は、A社によるOEM製品です。
OEMとはOriginal Equipment Manufacturerの略です。
日本語では、オリジナル製品の製造業者といった意味となります。
そこから転じて、他社ブランドの製品を製造すること(あるいはその企業)を指します。
自社ブランドより高い認知度を誇る他社ブランドにOEMすることによって、販売力を強化するといったメリットがあります。
ERP(企業資源計画)
この商品はERPパッケージシステムとなっています。
ERPとは、Enterprise Resource Planningの略です。
日本語では、企業資源計画といった意味となります。
企業資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を適切に管理し、企業経営の効率化を図る考え方を意味します。
上記実現のため、企業の幅広い分野をサポートするようなシステムをERPシステムと呼びます。
MBO(経営陣買収)
経営戦略見直しのため、MBOを実施します。
MBOとは、Management Buyoutの略です。
日本語では、経営陣買収といった意味となります。
会社の経営陣が、資金を用意して自社の株式を取得することにより、経営権を得ることを言います。
自己株式の取得と混同されがちですが、MBOを行う「経営陣」は、あくまで会社に雇われている身であり、会社が自社の株式を取得することとは意味が異なります。
要するに、経営陣の人間が、自分が働いている会社を買収することを意味します。
TOB(株式公開買付)
A社を買収するため、TOBを実施します。
TOBとは、Take-Over Bidの略です。
日本語では、株式公開買い付けといった意味となります。
証券取引市場を介さず、株主に直接、公告等を通じて株式の売却を促すことを言います。
証券取引市場を介さないことによって、対象の株価が過剰に上昇してしまうことを防ぐというメリットがあり、企業買収等で主に用いられる手法となります。
IPO(新規株式公開)
弊社はIPOを目指しており、管理部門の強化が急務となっています。
IPOとは、Initial Public Offeringの略です。
日本語では、新規株式公開といった意味となります。
新たに証券取引市場に株式を公開する、いわゆる上場をすることを言います。
IPOには厳しい審査がありますが、その反面、上場企業には高い社会的信頼があり、多くの会社がIPOを目指しています。
まとめ
いかがでしたか?
使えるとカッコイイビジネス略語を厳選して紹介しました。
ビジネス略語を適切な場面で使うことで、周囲から一目おかれること間違いなしですね!
明日から早速使ってみてはいかがでしょうか?